東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 第三章｢祖母の最期｣

いやはや。
何と言うか……今の社会問題となってるニートですね。
ニートですよ。

マー君も無事卒業。
が、将来の事は何も決まっていない。
面接するも、軍人顔のピエール瀧にケチョンケチョンに貶されてやる気なくしてしまい。
つか｢ビートルズですよ｣と言う前に自分の言葉で無い段階でアウトだと思うんだが。
バカボンはバカボンで髪を赤く染めてモヒカンに。
いかん、バカボンはマーくんの悪い影響を確実に受け継いでいます(苦笑)
オトンと一緒に誰かエライさんと会うマーくん。
オトン｢自由にも覚悟がいるけんね｣……いや～今のいろんな人に伝えたい言葉だね。
で、ここでエンドロール？と思ったらオープニングだった(爆)
だってあんなタイミングであんな横書きで縦にスクロールしたらエンディングロールだと思うじゃないか。
そしてダラダラと時間だけが経過。
さらにバイトも長続きしない。
案の定、困窮するマー君とバカボン。
電気も止められるようです。
つか、卒業したら故郷に帰った方が良かったんじゃないのか？
地元でも一人暮しはできるだろうし。
オカンだって東京にサラッと来てしまうし(本当はけっこう苦労してるんだけど)
そんなオカンはばあちゃんが倒れた事を発見します。
そしてマーくんはとうとうアパートから追い出されます。
オカンに金の無心をしようとするも、ばあちゃんが倒れた事を知ると何も言えなくなってしまい。
マーくんはばあちゃんとの思い出を思い出して。
うーん、口数は少ないけど良いおばあちゃんだよなあ。
なんだかんだ言ってテレビのチャンネル権も譲ってくれたし。
そして、ばあちゃんは手伝いの御褒美にギザ10をマーくんに……。

そしてマーくんはそんな思い出を胸にホームレスに(あーあ)
腐ったハムを食って腹を壊してしまった二人。
とうとうバカボンは愛想をつかして故郷に帰ります。
バカボン｢何を頑張りようね｣……なあ。
大事に取っていたオカンからの餞別。
いったい何に使うのかと思いきや……パチンコ。
しかも全部スリました。
マーフィーの法則に｢人生を賭けたギャンブルは必ず負ける｣というがありましたっけ……。
ギャンブルに負けたマーくんの前に鳴沢が。
一番顔を合わせたくない、弱みを見せたくない相手の鳴沢に思わずマー君は強がりますが……オカンからの手紙を受け取り。
手紙の中には故郷に帰るための新幹線の乗車券が。

故郷ではオカンがばあちゃんの部屋の掃除中。
と、郵便貯金総合通帳を発見。
そしてそこにはオカン名義の通帳もあって。
ばあちゃんはずっと、娘のために貯金をしていたんですねえ……。
オカンがマーくんのことをずっと心配しているように、ばあちゃんもオカンのことをずっと心配していたんですねえ……。

そしてマーくんが故郷に戻ってきました。
マーくんが病室に入ると、ばあちゃんは喜んでくれました。
ばあちゃんはマーくんにオカンにあまり心配かけないように伝えます。
ばあちゃんは、オカンのことをよーくわかってました。
そしてその言葉は病室の前にいるオカンにも届きます。
……だからここでスローテンポなコブクロは卑怯だって(泣)
堪えきれなくなったマー君は病室を飛び出して、廊下で泣き崩れます。
ばあちゃんがマーくんのために貯めていた物。
それは……ギザ10でした。
すいません、このギザ10で完全に涙腺やられました。
完全に製作サイドの思う壺でした、はい。

次回は、オカンにまたもや……。