役者魂！第十回｢母親は二人いらない｣

このドラマも着実に最終回へと、終着へと向かっていきます。
やっぱり別れが近くなるとセンチ(死語)になるもので。

子供達の母親がやっぱりやって来ました。
母親はアメリカで何があったか知らないが、子供を捨てていったんだものなあ。
そら桜子も不信感を持つだろうし、本能寺も怒るさ。
……社長から本能寺にある話が。
北海道で高校生にシェイクスピアを教えて欲しいと。
……本能寺は｢子供がいるから｣とそれを断ります。
本能寺｢高校生がシェイクスピアを｣と呟きますが……ちょっと嬉しくて、ちょっと複雑な顔でしたね。
子供達の母親も家族の愛に飢えていると知る瞳美。
そして瞳美は自分と同じような境遇の子供達の母親に感情移入してしまい、私は私を許すと考えます。
……うーん。
でも瞳美は絶対に子供を見捨ててアメリカに旅立ったりしないと思うけどなあ。
なもんだからわざと嫌われるように、子供達が心置きなく母親の元にいけるように。
ふう。

そして稽古は稽古でめんどくさい事に。
本能寺が休んでいた間に護が代役を完璧にこなしていた。
それだけの時間、里奈の稽古に付き合っていたんだねえ。
そして里奈の顔にピクピクが。
どうやら護が視線に入ると止まるらしい。
……それはずっと護と稽古していたからか、それとも単なる緊張なのか。

瞳美は社長に話をする事に。
社長は｢俺に任せとけ｣……いやあなたに任せたらロクな事になりませんよ。
案の定役立たずな社長……と思ったら。
すげえ、ちゃんと本能寺の心を動かしたよ。

そして桜子にも嘘を。
心が痛いなあ……。
桜子も嘘だと気づいてるし。

本能寺がリア王公演の間だけ一緒にいさせてくれと土下座を。
わずかな時間、最後の思い出を作るため、公演期間中に一緒に過ごしていました。
……この間のシーンはダイジェストで流れていったんですがね。
ここは心に来ますね。
本当にあっという間なんですよね。
最後の時間というのは。

いよいよ次回は最終回。
……つかクリスマス過ぎてるのか。
あれ？瞳美と護が抱き合ってる？？