Dr.コトー診療所2006 第6話｢息子への誓い｣

さて、今回のシリーズも中盤にさしかかってきました。
今回は原親子のために「奨学金制度」を作るぞー！って話かと思いきや……。

邦彦がグレた話でした。
「剛洋が持ってきた」だの「タバコぐらいなんでもねえよ」だのと、どうしようもない小悪党の邦彦。
やった事もショぼければバレた後の行動もショボい。
邦彦「どうせお前誰からも疑われたりしないしな。悪い事は全部オレだ」……いや、実際に悪いのはお前だろ！とテレビの前でツッコミながら……考えてみれば今の｢いじめ｣問題の一面なのかねえ。
脚本を書いた時点ではそこまで考えて無かったんだろうが、オンエアの段階ではまあえらい事に。

その後急病になった邦彦が手術を受けてめでたしめでたし。
手術が終わってからの
和田「また一人でこっそりヤシガニラーメン食べようと思ってるんじゃないでしょうね」
ミナ「ダメです！」
和田「なんで？」
ミナ「私食べちゃいました……。」
の会話には和みましたね。
……どうやら奨学金制度も適用できるみたいで。
「すまねえ」としか言わない剛利にシゲさんが「ほっとけ！」って言った気持ちもわかるなあ。
「もうごちゃごちゃ言わなくて言いから頼れよ！」って言いたいんだよねえ……。
とか思っていたらシゲさんが剛利の元へ。
この二人のシーンは心に沁みますね。
船を見ながら｢やりがいはあんのかよ｣
去り際に｢オレはよ、海を捨てた男に用はねえんだ！｣と捨て台詞を吐くのも沁みるなあ……。
｢お前が陸に上がった姿なんて見たくなかったよお｣……ここらへんでもうかなり涙腺に来ました。くわ～。
そして、帰ってきた剛利。
シゲさんの不器用な優しさがもう……剛利の船が、港にはありました。
シゲさん｢貸すだけだぞ｣てので完全にダメです、泣きました。

それにしてもゆかりさんのお腹の診断をした時の和田さんの「おめでたか」発言には和みましたね……和んだだけに辛いんですが……。