華麗なる一族 最終章前編｢最期の父子対決｣

さて今回は法廷シーン。
……なんつーか、法廷シーンが出てくると飽きてくるんですよね……ふう。
つか｢最期｣？
ってことは……そういう事だよなあ。

まあ今回は銭高を如何に法廷へ引っ張り出すか、てな話でして……。
なんつーか今回は｢万俵家｣があまり前面へ出てこなかったもんだから地味な展開でしたね。
いつのまにか一子は実家に帰っていたし。
あ、寧子が珍しく声を上げた！
いや～……ついに妻からも反旗が上がりましたね。
｢万俵家を守るため｣の行動なのにいつしかその｢万俵家が自分の元から離れていく｣てな状況に陥ってしまった大介。
そりゃ｢万俵家が壊れています｣と言われてしまうか……。
美馬と相子も相変わらず近づこうとしているし……。
今だに美馬さんの本音が見えてこないなあ。
つかいい加減あの祖父さんの肖像画外したらどうかと思うのだが。
しかしなんだね。
ここのところの回を見ていると最初の頃に比べると軽い印象を受けるんですよね。
やっぱり原作から大きく外れて行くにつれて、現代風に軽くなっちゃっているんですかね。
今回にしても鉄平が四々彦と一緒にいる工場のシーンはけっこうサラッと済まされたと言うか……。
それを銭高がこっそり聞いているってのもねえ。
なんで自分からあの会社に行ったんだ、てな事を考えてしまいましてねえ。
銀平から言われた事を気にして行ったんだろうけど……じゃあなんで会わずに立ち聞きしただけで戻っていったんだか……。
あの語っている鉄平のシーンでイーグルスねえ。
イーグルスが出てくると急に現代的なんだよなあ。
やっぱり今回は将軍が出てこなかったんでねえ……コバさんも出なかったし。
次回は最終章後編。
まあ……出てくる登場人物が揃いも揃って黒基調の服を着ていたし……そういう事なんだろうねえ。