役者魂！最終回｢初雪の舞う最期の夜の奇跡｣

……なんだかんだあったこのドラマもついに最終回。
最終回の幕が開きます。

いよいよ別れの日。
瞳美が楽屋にいると護がやってきて……。
……いやはや。
護は瞳美の事を本当に好きだったんですねえ。
子供達がいなければ、か。
でもいないとこれだけ一緒にいられなかっただろうな。
……それにしても本当に護は瞳美の事が好きだったのか。
イマイチ、そこら辺が見えづらかったもので……。
もうちょっとわかりやすいエピソード入れて欲しかったんですけどねえ。
里奈との絡みがたっぷりだったからなあ。
それこそ、護が瞳美の事を好きだというのは入れなくても良かったんでは……。

舞台では。
気づけば本能寺は桜子と忠太と別れる事を心の底から悲しむようになっていました。
まあ引退公演ですから多少セリフとちっても芝居が止まっても、｢だから引退か｣と納得されてしまうんでしょうが……。
フォローに必死な里奈、何故日舞を(笑)
……とか思っていたら社長ー！
いきなり社長が秘書の衣装を奪って伝説の壁のぼりをー！
すげえ、まだ現役でいけるじゃないの社長。
いや、初めて社長を頼もしく思った(笑)
あ、その秘書はどうやら斎藤マネがマネジメントするようです。

さて。
話を本筋に戻して。
舞台では凡ミス……というより大失態を見せた本能寺をフォローしたのは瞳美でした。
そして舞台は終わり。
舞台の上には、瞳美と本能寺が。
本能寺は感謝し、気遣い、そして……役者人生の舞台から降ります。
子供達も宮崎へ行ってしまい、一人に戻った瞳美。
部屋に戻って、忠太の靴下を見つけた時。
瞳美の心にあるのは、どんな思いか。

そしてそれから。
本能寺は北海道で相変わらず。
里奈も護も香港へと行って大活躍……って護、君はなんだかプチ柳沢社長になってますけど(笑)
そして柳沢社長は……え、俳優復帰？
｢業界初のプレイングマネージャー｣って言うけど、そんな人は多いよねえ。
鈴井貴之とかEXILEとか津川雅彦とか。
そして瞳美はそんな社長のマネージャーに。
……あのさ、瞳美はアントーニオと結婚したら良いんじゃない？
戸籍的には全く問題ないんだし。

ドラマ全体としては。
やっぱりクリスマスの後に最終回ってのは長くないか？
出来る事なら全10回で一週間前に終わったほうが良いかな～と思ったんですが。
かと言ってどこか一回削ろうと思っても削れないんですよ(苦笑)
なんだか中だるみかな？と思ってもそこら辺の回を一つも削れないんですよ。
全てが大事なエピソードなんですよ、不必要に見えても。
いやはや、脚本はよく練られてるんですけどねえ。
如何せん、やっぱり地味だったかな～。
人情感動ハートフルヒューマンドラマは｢僕の歩く道｣｢Dr.コトー｣がありましたし、演出のぶっとびぐあいでは｢のだめ｣がありましたから……。
夏クールでやっていたらなあ。
もうちょっと視聴率良かったんじゃないかなあ。
でも、地味だからこそ今まで見続けてきたのかもしれないです、はい。