人志松本のすべらない話8 年末拡大スペシャル

DVDも大好評発売中の人志松本のすべらない話、今回は第八回目にして時間拡大して放送されました。
とりあえず注意事項。
話云々についてはまとめていません。
どんな話だったか知りたい方は他の方のサイトをご覧下さい。

やっぱり話自体は面白いなあ。
今回は参戦者が10人だからどうなるかな？と思っていたらそんな事を気にしないぐらいバランスよく話されてましたね。
あ、河本さんは最初ぐらいだったかな？
まあ極端な事を言ったら｢松本人志、千原ジュニア、ほっしゃん。、宮川大輔、河本準一、ケンドーコバヤシ｣だけで成立する番組ではあるんですよね。
この六人さえいたらあとの二人は誰でも良いです。
でも出ないほうが良かったな、という芸人さんって今まで出てないんですよねえ。
それも感服です。

演出的には……。
話をしている時に超豪華ゲストの方達のリアクションは写して欲しく無かったですね。
邪魔とかではなくて、話をしているときは参加している芸人さんたちのリアクションだけを見たいんですよ。
M-1にも言える事ですけど、芸人さんの一挙手一投足を一つも見逃したくないんですよ。
編集の方、もう少しどうにかならないでしょうか。
あと、OPのリングインっぽい紹介は要らなかったかな。
静かに、擦れたビデオテープ風の画面で紹介して欲しかったですね。
それからサイコロに新たに現れた目｢☆(誰が話しても良い)｣が良いですね。
確かに、サイコロ任せだから｢あまりあの人の話聞けてないな｣というのが多々あったんですよ。
それを解消させる目が現れたのは嬉しいですね。
……でもオンエアでは一回しか出ませんでしたが。

この番組は｢閉鎖的空間｣だからツボにはまるんですよ。
これを無意味に人が多いところでガシャガシャした空気だとこうはならなかったと思うんですよ。
静かに、芸人達だけがただひたすら｢すべらない話｣をする、という無意味なものが一切無い空間だから良いと思うんです。
あと出演者やスタッフが全員スーツ姿なのが良いですね。
あのセットでフォーマルだから閉鎖的な空気が高まってると思うんです。
何やら妖しい夜会の空気って良いですよね。
あのナレーションの若本規夫さんの声も夜会的空気に拍車をかけているんですよね。
ワインを嗜みながら楽しめるお笑い番組だと思います。
ゴールデンで家族で見る番組ではなく、夜に一人で見たい番組であるとも思います。