2006年ドラマ年間総合雑感

そして2006年通してのドラマに対しての評価。
基準などはテレビナビなどを元にしています。
で、今回特別賞がやたらと多いです。
ドラマの新しい形が示されつつある年だったと思います。

・最優秀作品賞：｢のだめカンタービレ｣
　ドラマと言うのはエンターテイメントである、というのを改めて示した作品ではないかと。｢マイボス｣｢結婚できない男｣と迷ったんですがね……。

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・最優秀主演男優賞：長瀬智也｢マイ☆ボス マイ☆ヒーロー｣
いや、マッキーには泣かされたなあ。もうボロボロ泣かされましたからね。｢はにゃ？｣とか言ってんのにドラマとして破綻させなかったのは演技力だと思います。

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・最優秀主演女優賞：斉藤由貴｢吾輩は主婦である｣
　昼ドラながら、素晴らしかった。主婦のみどりさんと夏目漱石、このまったく違うキャラをしっかりと演じ分けたと思います。

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・最優秀助演男優賞：田中聖｢マイ☆ボス マイ☆ヒーロー｣
　ニードルワークのカズ(笑)いや、こんなに田中さんって演技上手な方だったんですね。｢たっ恋｣でも上手でしたし……先輩の草なぎ剛さんの演技力を抜ける存在だと思います。

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・最優秀助演女優賞：夏川結衣｢結婚できない男｣
　ダントツです。この人がいたからこそ、阿部寛が活きたんです。そして微妙な心の動きの演技が上手いんですよ。若いだけの小娘にはない魅力でした。演技力って大事だ。

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・最優秀新人賞：村上知子｢ブスの瞳に恋してる｣
　このドラマは村上でなければ成立しませんでした。最初は芸人だから演技には多少目をつぶろう……かと思ったんですがいやいや、達者なもんでした。カワイイだけの奴よりよっぽど良かったです。もっと普通のドラマにも出て欲しいですね。

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・脚本賞：｢結婚できない男｣
　やっぱりね。最後の最後であんな素晴らしい裏切り方をされたのは、もうね(笑)リアリティ追求だけでなく、おもしろいストーリーでしたよ。もっと脚本の事を語られてもいいと思います。

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・最優秀主題歌賞：｢宙船｣(マイ☆ボス マイ☆ヒーロー)
　この曲を聴きたいからマイボスを見始めたんです。そして最終回にはどっぷり泣きました。筆者が中島みゆきファンというのもあるんだけどね。
宙船（そらふね）/do!do!do! 通常盤 (初回プレス)

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・音楽賞：｢のだめカンタービレ｣
　素晴らしい音楽だったからこそ最終回は泣けたんです。ドラマにとって音楽がこれほど大事だと示されたのも素晴らしいと思います。

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・特別賞：｢西遊記｣
　ゴールデンタイムにああいった形のドラマをやって良いんだ、というのを示した事に対して。もっとああいった形のドラマが増えても良いと思うんですがね。　

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・特別賞：｢吾輩は主婦である｣
　昼ドラでありながらあんなにワクワクして見たのは嬉しい発見でした。主演の斉藤さんもカワいかったし、脚本も秀逸でした。終わるのが惜しいドラマでしたね。

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特別賞：｢がきんちょ・リターンキッズ｣
　これも昼ドラでしたが、巧みな構成力と、演者が楽しみながらやっているのが見ている側にも伝わってきました。是非ともスペシャル版を見たいです！

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・特別賞：｢魁!セレソンDX｣
　単なるギャグ、コメディーだと油断していたら最後に純愛ドラマであったと気づかされて、思わず感動してしまいました。それから、結婚おめでとうございます。

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……2007年はもう少しテレビを見るの、抑えようかなあ。(何)