東京タワー オカンとボクと、時々、オトン第二章｢涙の別れ後｣

前回、ついにオカンの元を離れたマーくん。
｢故郷は遠くにありて思うもの｣とはよく出来た言葉だなあ。

……いや～先行き不安だなあ(笑)
｢憧れ｣｢東京信仰｣で東京の大学にやってきたマーくん。
初っ端から遅刻しやがりました(笑)
オカンは｢今頃学校に行ってるたい｣とか行っていたんだけどなあ……。
マーくんが東京という大都会に負けたポイント。
・言葉の壁、方言の溝
・外人を見ては指をさす
・ショップで買い物するとめっちゃ高かった
・アパートには変な人が住んでいた
・しかも授業にはついていけない
・聞いてみたら同級生はみんな昔からの仲間で一人だけ疎外感
・だからと言って同級生には悪い人はおらず、みんないい人ばっかり
・自信満々に画材を買ったらあまり評判がよくなかった
・しかもその画材はめっちゃ高かった(二度目)
・変な人にモヤシ泥棒の片手間担がされた
・そして大学には行かなくなった……
・行かなくなってから何をしていたかと言えば麻雀三昧
・しかも描いた絵は｢何を伝えたいかわからない｣

まあ、｢何を伝えたいかわからない｣ってのはそうかも。
だってこの美大に来た最大の理由ってオカンから離れたい、ってだけなんだもの。
で、たまたま絵が好きだから美大になっただけで……。
しかも周りのみんなが昔から予備校とかに通って絵の勉強をしてきた人たちばっかりだから｢テクニックで遅れたくない！｣って思いだけが先走ってしまったんだろうなあ……。
その結果、小手先だけのテクニックだけで絵を描いてしまったんだよねえ……。
しかし隣人の手塚さんはいったいどんな人なんだろう？
いしいひさいいのバイトくんに出てくる留年先輩を思い出してしまった。

そして東京に出て一年。
後輩のバカボンが東京に出てきました。
そしてバカボンは外人を見るたびに指をさし……それは一年前の自分で。
さらにそんなバカボンから｢ダメな方向にまみれとる｣……わかりやすいぐらいダメになっています。

鉄仮面まなみが頑張ってるのを知ったマーくん。
そんなマーくんが向かったのは……先物取引？しかも今更小豆ってorz
え？原剛利？
｢貧すれば鈍す｣
オカンが怪我をしても帰ろうとしないマーくん。
福岡ではオカンの元へオトンが来ていた。
なんだかんだ言っても夫婦なんだなあ……。
マーくんは隣人の手塚さんから｢俺達と一緒にすんなよ｣と諭され。
久々に学校へ行くと、同級生達は暖かく迎え入れてくれました。
うーむ、この学校の人たちはみんな良い人たちばかりだなあ。

ふと気づくと、オカンが台所に立っていた……ってこれは現実か。
朝日がキラキラしていたもんだから幻想にも見えたんです。
そして｢東京に飲み込まれたらいけんよ｣
オカンが部屋を出て、マーくんが冷蔵庫を開けると……そこにはオカンの手料理がぎっしり。
マーくんは慌ててオカンを追いかけていって。
そしてコブクロの歌が(苦笑)
決意新たなマーくん。
……ってまた遅刻かよっ！