土曜プレミアム「裸の大将～放浪の虫が動き出したので～」

久々に帰ってきました裸の大将。
テーマソングもダ・カーポの｢野に咲く花のように｣で嬉しいですね～。
あの曲を聞くと日本を旅してみたくなるんですよね～。

最初の1時間は状況設定ですかね。
考えてみれば何年か振りにテレビで裸の大将をやるわけですから……｢裸の大将｣が何かすら知らない世代が増えているでしょうしね。
で、最初の生瀬さん演じる巡査とのやりとりで大体の設定を示す事が出来ているんですよね。
ここらへんが脚本の妙だったな、と。
さて。
物語の中心人物は塚地さん演じる山下清と水川さん演じるヨメ子ちゃんが中心なんですね。
しかし……最初山下清絵画展の時に｢なんだかシッカリ過ぎるヨメ子だなあ……｣と思っていたんですが……なるほど、物を盗む癖があったんでしたっけ。
ヨメ子が出てきたのって｢花王名人劇場｣の時のシリーズなんですよね(つまり一度ヨメ子も清も死んでしまった時)
だからもう……うわもう何年振りかわかんないわ。
そう考えると裸の大将って長い長編ドラマなんだなあ……。

しかしぬっくん、アフロかあ(笑)
先代の雁之介さんの時には考えられないカツラだなあ(笑)
川島なお美さん……ああいたいた、あんな艶っぽいお色気担当の熟女(決して若い娘ではない)
で、清がビックリして逃げてっちゃうんですよね(笑)
いや～……本当におっぱいミサイル(待てや)といった風に認識してるんでしょうね＞清
相方の鈴木さん。
けっこう良かった(笑)
塚地さんのバーターとして出ていたのかもしれませんが……いやいや、意外と味の有る存在感でしたね。
これだったら続編をする時にもまた別の何かの役(無論今回とは他人の役)で出て欲しいですね。
そして主役の塚地さん。
最初はやっぱりどうしても雁之介さんと比べてしまったんですが……。
見終わる頃には｢裸の大将＝塚地武雅｣の図式が完成してました。
お見事です塚地さん！

最後のヨメ子が花嫁姿で清を追っかけるシーン……良いシーンだなあ。
このシーンに集約されてるように｢ほのぼのとした追っかけっこ｣がこのドラマの中心だと思ってますので……。
真面目な話、また見たいドラマです。
それこそ期首特番、季節の変わり目ごとに1時間程度でよいので……。
連続ドラマだと収録が大変でしょうしねえ。
……でもそれだと塚地さんの髪型を固定しなきゃだめなのか……。
でもなんとかならないかなあ……。