土曜プレミアム特別企画 ライアーゲーム最終回3時間スペシャル

4月から新設された新ドラマ枠。
今までは見て無かったんですが、最終回で3時間拡大、てなわけで見てみました。
その前に一言。
人を信じる信じないに関しては、私の基本の考え方が｢人を信じるなら疑え｣というものですので……それを了承した上でお読みくださいませ。

まあ予想できていた事だけど、前半2時間は総集編だよねえ(笑)
考えてみれば通常のドラマで｢最終回拡大SP｣をやる時には15分､がんばったって30分なのに……。
それ以上の時間拡大の最終回SPと言えばマザー&ラヴァーで2時間やったぐらいですかね？

で、本編。
いや～前々から聞いていたとおり、ナオ、なんでそんなことすんのっ、の連続でしたね。
誰が見ても｢あきらかに騙そうとしてるだろーわかるだろうそれぐらいー！｣という事ですらガンガンにダマされるナオ(笑)
それで最後はナオが純真無垢だから勝つってそんなバカなorz
そりゃね、1回目はダマされても仕方ないよ。
でも2回3回といくと……あんた学習しなさいよ～の連続だったなあ……。

で、最後にフクナガがヨコヤと手を組んで……と思いきやヨコヤを裏切った、てな流れ。
見ていて思い出したのは｢相手がいい気になってるところを一気に突き落とすのが超COOL(byトロロ＠ケロロ軍曹)｣というのを思い出した(笑)
考えてみればこのドラマ、出演者が10人ならそのうち7人がクルルだな(残りはケロロ2人とモア1人)
ヨコヤが最後の最後の手段で｢ざまーみろ秋山～｣と浮かれてるところで一気に｢ダウト一億｣で突き落とす……笑っちまったなあ(笑)
まあ裏切りの動機が｢ナオの純真さに浄化された｣よりは｢人をダマそうとするヤツとダマされるヤツがいて、ダマされるヤツが自分をダマすことは無い、ダマすやつは今浮かれていてダマすチャンスは今が最適｣なら……｢人をダマすヤツ｣をダマすよなあ……。
言っちゃなんだけど、あの瞬間まで秋山はダマされていた訳だから、秋山ヨコヤの二人を同時にダマした男になるんですよ。
つまり、フクナガは秋山を出し抜いた男になったわけで……フクナガ最強説浮上(有り得ん)

で、最後の密輸。
秋山は一億を密輸してると宣言。
……まあ、ヨコヤからすれば他にヒントもなく、ダウト失敗しても借金が増えるだけ、それだったら……秋山を信じる信じないに関わらず｢ダウト一億｣と言わざるをえないわけでして。
だからまあ、ヨコヤが本当に改心したかどうかは……わからないかなあ、と。

その後。
ナオの純真無垢さに負けた主催者ハセガワ。
それでライアーゲーム主催者もその娘も秋山も救われた、か。
何故ナオをライアーゲームに参加させたか。
ハセガワは人を信じる事だの純真さは演技だのといろいろ言ってましたけど……。
まあ要約すれば金持ちの道楽だったなあ、と(なんたる言い草)

最後の長谷川が描いた絵。
地獄絵図の上に天使を描いたけど……その天使に手が届くとは限らないわけなんですがね。
それどころかようやく上に辿り着いたら天使がいなくなってるかも(大苦笑)
それこそ、天使のような悪魔の笑顔かもしれないわけだし(酷過ぎる)