わたしたちの教科書 第11話｢激震!!最後の証人｣

さて、いよいよ大詰め。
本当に結末が何処へ向かうのか見えなくなってきましたね。
……誰が何処へ向かうのかなあ。
しかし……今回を見ていて私の心が如何にあさましいかわかってしまったなあ。

今回は兼良の態度の変化と雨木息子の暴走だよねえ。
兼良の態度の変化。
正直ね……守りに入ってんのかなあ、と。
イジメの矛先が自分に向かう前に全部ぶちまけて｢ボクだけが悪いんじゃない｡ミンナだってボクと同類じゃないか｣って言ってるように聞こえて仕方が無いんですよね。
そら確かに兼良は反省してるかもしれないし今までの自分の行いを悔いているかもしれないよ。
でもね。
どこかに、甘えっつーか……悲劇の主人公として振舞っている様に思えてしまうんですよねえ……。

で、雨木息子……つーっか雨木親子。
雨木母がイジメを隠したのは前回の経験で逆をいってしまったからですか……。
なんか雨木母ってイジメに対して無力だよね。
職員室で加地から反旗を翻された雨木母。
しかも加地に同調する教師一同。
……なんつーかさ。
この画を見ていたら雨木母と兼良が何故かダブったんですが。
今までは強い方についていたのに、いざ不利になったと判った途端に手のひら返しを受けている、てのは共通してる事はいるんだけど……。
クラスメイトを先導して明日香やポーちゃんを虐めていた兼良と、いじめは無かった事にしたいばかりに職員室中で加地を無視したりしてきた雨木母。
そして自分の父親が事情聴取を受けた途端にクラスメイトから虐められ始めた兼良と、裁判で不利になりいじめがあったとようやく気付く気になった加地達職員室の先生から反抗され始めた雨木母。
これは明らかに適切ではないダブりだというのは確かなんだけど……。
話は前後するけど、加地と戸坂から先生達一人一人に｢イジメについて話し合いましょう！｣と説得している時に、八幡先生に対して｢お前は……いいや｣には笑った。
どれだけ頼りにされてないんだ(苦笑)
で、さんざんイジメはないだの明日香は嘘吐きだのと言い放った後での心変わりですか……。
そして珠子へ返した汚れた教科書。
やっぱり隠してやがったかっ！
まあねえ。
本当にねえ。
何やってくれやがったんだかねえ。
今更心変わりしてもらった所で何にもならないんだけどね……と思いつつ、裁判から外される雨木母。
そして家に帰って……。
ここで一緒に見ていた妹達に言った一言。
私｢見てみ、そろそろ音楽止まるから｣
と言った途端に本当に音楽が止まって猿が刺されていた。
そして学校へ急ぐ雨木母。
……あのさ、走る前に電話しなさいよ……(台無し)
そうすりゃ防げるじゃないか……。
そして起こった悲劇。
これって……裁判には何か影響が出るんだろうか……。
とりあえず｢雨木母はイジメに対して無力｣という事ぐらいしか印象に無いか。
まあ最初の｢明日香は嘘吐きだ｣という証言も裁判官は眉唾で聞いていたしなあ。

そして雨木息子が暴発している頃。
裁判所では最後の証言者が。
……つかね。
この子も｢私もこのままじゃ兼良と同じ運命になる｣という不安にかられているのかな？って印象なんですよね。
ただ、その印象が｢イジメにあいたくない｣と必死の抗いなのか、｢このままじゃ真実を誰にも伝えられない｣と焦ったのか……。
とにかく、次回で全てをどうにかしないと。