名探偵コナン10周年記念ドラマ 工藤新一への挑戦状～さよならまでの序章(エピローグ)

コナンの(というか工藤新一の)実写ドラマ。
どんなもんかいな、と見てみました。

まずキャストについて色々と。
いや～陣内孝則さんの毛利小五郎ピッタリやったなあ(笑)
たしかに毛利小五郎が実在の人物だったらあんな感じになるわ。
いや～陣内さんは名優だわ。
あと岩佐さんの鈴木園子もピッタリだった。
もう鈴木園子にしか見えないんだもの。
上手いもんだ上手いもんだ。
で、主役の小栗さんの工藤新一は……最初、私の抱いているイメージより影があるのかな？と思っていたんですが、終わる頃にはもう工藤新一にしか見えなくなっていました。ううむ、役者陣恐るべし。
あ、ふかわも良い演技だったと思いますよ。
若干バカにされた教師というのが本人のキャラと相まって良かったですよ。
最後にはしっかり頼られる先生になれたようで何より。

そしてストーリーについて。
ドラマを見ながら何回「志村後ろー！」と叫んだか(笑)
そこにいるぞ工藤ーと思いながら歯痒く歯痒く。
最後の遊園地でも君ら後ろにいるぞーと思いながら
あと小五郎が登場したシーンで「優作を探して」と依頼されているから「工藤優作か？」と思っていたら犬かいな(笑)
すっかりやられたわ騙されたわキィー！(貴婦人)
あ、それから二度目の誘拐事件の時、ホテルの一室に集めていたら停電になった時に対処しにくいぞ、と思っていたら案の定。
今回の警察はえらいボンクラでしたね、何せ裏番組にも出てたぐらいだし(奇妙)

最後に演出について。
やけにカメラワークが見辛かったんですよね。
何か、動かさなくてもいい視点をしょっちゅう動かしていたというか……ちょっと酔ったな(酔)
それから犯人のシルエットが全身タイツを被ったような影だったのは良かったですよね。
コナンの特徴の一つに全身タイツシルエットがあると思うんですよ。
あれをちゃんと再現してくれたのは嬉しかったですね。

まあいろいろ言いましたが、よく出来たドラマだと思いますよ。
何だったら火曜21時からの2時間サスペンス枠でまた別の事件のドラマをやっても良いんじゃないかというぐらい。
と言うかそっちの方がマッチしてるかも。